思考の泡

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急上昇キーワード「ショーンK」

文春の快進撃が止まりません。センテンス・スプリング、スゲー!

 

ショーンKことショーン・マクアードル川上こと川上伸一郎。広く知られるようになったのはやはり報道ステーションのレギューラーコメンテーターに抜擢されてからでしょう。大学の先生とかに混じって一人モデル顔のこの人って一体何者なんだろうと思っていました。モデル顔とインテリって普通相容れないもんでしょ?

 

前々から思っていたのですが、報道ステーションでのK氏の発言って何も心に引っ掛らないのです。他のコメンテーターの発言は流石に専門家だけあって時々非常に鋭い指摘があったりして、なるほどそういう考え方もあるのかと感心させられることがあります。しかしショーンK氏の発言って本当に何も記憶に残らないのです。番組が終ると何を言ったかすら憶えていません。

 

多分あのでっちあげの学歴がなかったら、報道ステーションに抜擢されることもなかったのではないかと思います。その意味で報ステはあの偽学歴に騙された一番の被害者ではないでしょうか?今思うと古館伊知郎がありがたそうにコメントを聞いてい感心している姿が間抜けでなりません。

 

当初事務所の社長という人がコメントしていましたが、意味が分かりませんでした。所属している会社の社長なのかと思っていましたが、何のことはない芸能事務所の社長のことなのですね。つまりそういう設定の芸人さんだった訳です。叶姉妹がセレブ姉妹という設定で活動しているのと同じことです。

 

それにしても相当学歴にコンプレックスがあったのでしょうね。あの役を演じる以上、高卒では困ると思ったのでしょうか。学歴で人を判断するやつはクズですが、その学歴を騙って人を騙すやつはもっとクズです。

 

急ごしらえのホームページだったために間違ったままになってしまったとか苦しい言い訳をしています。どう間違えば入学してもいない海外の大学を卒業したとになって、取ってもいないMBAを取ったことになってしまうのでしょう?偽装メニューでお馴染みの阪急ホテルズが、偽装ではなく表記ミスだと主張していたのと同じことです。

 

更にニューヨーク出身のクォーターということにもなっているようですが、どうもこれも嘘らしく、純粋な日本人だという話もあります。流石にこれは間違いで通すことはできなでしょう。もーどうでもいいけど。

 

それにしても「ショーンK」って「ミスターX」的な怪しさやうさん臭さがあります。とにかく佐村河内以来のヒットです。今年の偽装大賞、個人賞はこの人で決まりでしょう。

 

 

アメリカはいつまでトランプ遊びをしているのか?

トランプ騒動、あれは一体何なのでしょう?最初はジョーク好きなアメリカ人がやる悪ふざけかと思っていたら、そうも言ってられない状況になってきました。

 

まあこのままの流れでいくとトランプ氏とクリントンおばさんの一騎打ちになると思います。クリントンもどちらかというと嫌われ者のようですが、よりどちらが嫌いかという争となり、結果クリントン側が有利になるように思います。アメリカ初の女性大統領が生まれる日が近いのかもしれません。

 

日本だと選挙が始まると候補者に関することはマスコミが一切口にできなくなるのに比べて、自由にあーだこーだと述べられるあたりはアメリカの健全さを感じますね。ネガティブキャンペーンでさえ選挙の手法として確立していますが、そこまで行くとやり過ぎな気もしますが。

 

無責任なことを言うと、トランプ氏に一度大統領をやらせてみて、アメリカだけでなく世界秩序を少しシャッフルしてみるのも面白いかもしれません。まあいい結果にはならないでしょうし、あまりにも代償が大き過ぎます。日本が民主党に政権を任せてみて後悔したなんて比じゃないでしょう。

 

しかしあの髪型だけは何とかならんものでしょうか。あれは見る度に人の不安感を煽ります。人の上に立とうとする者があれでは困ります。ハゲを隠したい気持は分かりますが、あれだけ金があれば植毛するなりもう少し手がありそうなものです。もし万が一大統領になってあれを毎日目にしなくてはならないとしたら、アメリカ人ちょっと憂鬱にならないのでしょうか?金に群がる取り巻き達は「親分、髪型変ですぜ」とは言えないのでしょう。

 

変な髪型ということであれば北の将軍様といい勝負です。あ、でもあっちは指摘しただけで処刑されてしまうから、比べ物にはならないか。

 

聖火台はどこに

新国立競技場の聖火台の件、歴史に残る間抜けなニュースで大いに世間を笑わせてくれています。あれだけ多く人間が関わっていながら、誰も考えていなかったとは、まさに船頭多くして何とやらです。いざ事が起こると、もうマニュアル化されているかの如くいつも通り責任のなすり合いに奔走する。

 

今から取って付けたような聖火台を作ってどんな開会式を見せてくれるのでしょう?演出する人は大変だろうなあ。最初からかなりハードル高くなってしまったし(オリンピックだけに)。引き受ける人いるんだろうか?このままでは長野オリンピックよりヒドい開会式になりそうで、今から楽しみです。いっそのことこのままJOCとかJSCとか、今の船頭に演出させてみて、何が起こるか見るのも趣向かもしれません。

 

本場までまだ4年、お笑いオリンピックは絶対にまだでかいスットコドッコイをやってくれる筈です。賭けてもいいです。あ、賭けると読売ジャイアンツになってしまうか。

 

「日本死ね」にヤジを飛ばした平沢勝栄の言い訳にあきれる

朝のワイドショーで「保育園落ちた日本死ね」にヤジを飛ばした平沢勝栄氏が言い訳をしていました。

 

ヤジを飛ばした議員は何人かいたようですが、発言席の近くだったこともあり、平沢センセーはっきりと「出典はどこだ」などと叫んでいるのがビデオに映されていました。ここまではっきり映像が残っていると、とぼけ通すこともできないと思ったのでしょう。もともと出たがりのセンセー、このへんでちゃんと発言しておかないと後々面倒になるし。

 

一応平沢センセーの言い訳を説明しておくと、まずヤジを飛ばしたことについては「軽く」申し訳ないと謝っていました。その上でヤジを飛ばした理由については以下の様に説明しています。 

山尾議員はもともとフリップやテレビモニターに「日本死ね」の原文を映し出して発言しようとしていました。しかしフリップやモニターを使う場合、事前の許可を得なくてはならないらしく、これは許可が出ませんでした。この不許可のことを山尾議員が「自民党が握りつぶそうとした」と発言しました。これに対し、自民党だけではなく(民主党以外の)他の野党も合意の上なので、自民党だけのせいにするのは事実誤認である。だから「ウソの事実で自民党を攻撃した」ことに対してヤジを飛ばした、と平沢センセー主張しておられました。

 

なんかバカらしくなってしまいました。他の野党がどうしかたとかはともかく、自民党が不許可を出したのは間違いないし、そもそも自民党だけのせいにされたことへの反発が何故「出典はどこだ?」になるのでしょう?

 

しかしテレビでの平沢氏のまくしたて方が尋常ではりません。司会者の発言を遮ってまで、喋るのをやめないのです。自民党がこんな取り組みをしているとか、どうでもいいような事を延々と喋り続けるのです。そんなのそんなの分かってるよ、それで物事が変わらないからこんなに問題になってるんじゃないか、と突っ込みたくなりました。とにかく喋るのをやめると、何か取り返しのつかないことにでもなってしまうんじゃないかというような危機感でも感じていたんじゃないでしょうか。

 

更にあきれたのは、平沢センセーこの期に及んで「本当に女性が書いたんでしょうか?」とか「文章に品が無い」とか、またもや人の感情を逆撫でするようなKY発言をしています。どうみたってあれ第三者に書ける文章ではありません。本当に保育園落ちたお母さんの心の叫びじゃないですか。百歩譲って誰が書いたにしろ、匿名のブログ記事がこれだけ大きなうねりとなって世の中動かそうとしているという事の本質をセンセーまだちゃんと理解されていないようです。こういった国民の声を素直に受け取れない議員のひねくれた精神構造ってどうなっているのでしょう?権力闘争に明け暮れて頭がおかしくなっているんじゃないでしょうか。まあ論点をすり替えて本質の議論を逸らすのは、不利な立場の議員がよくやる手です。それにしてもこういったロートル議員ってネットの力を軽視してますね。ネットの発言が発端で国がひっくり返った例だってあるのに。

 

とはいえ平沢センセーの場合、まだ出てきて発言するだけマシです。誰だか分かりませんが「ウザい」などというヤジも聞こえていました。他のヤジ議員もいつ自分が特定されるのではないかとビクビクしながら毎日をお過しされている方もいるのではないでしょうか。

 

津軽海峡・冬景色

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昭和歌謡いいですねえ。

一曲選べと言われれば、迷いますが、「津軽海峡・冬景色」を挙げたいと思います。

この曲の凄いところは、冒頭からビジュアルが頭の中でびんびん立ち上がってくるところです。上野駅を発車する列車のシーンに始まり、曲が進むにつれて、津軽のもう嫌になるくらいクソ寒い風景が、経験したこともないのに頭の中に浮かんできます。歴代歌謡曲の中でも最もビジュアルイメージの強い曲ではないでしょうか。

歌詞はほんとんど情景描写だけが続き、心情を歌っている部分はほとんどありません。それでもたぶん恋に破れて故郷の北海道に帰る女の人なんだろうなということが、かろうじて分かります。多くを語らないが故に、逆にそれが女性の心情を強く伝えてきます。完璧に計算しつくされた阿久悠先生の詩の力強さを改めて感じます。

三木たかし氏の耳に心地良いメロディーと石川さゆりの歌唱力(と美しさ)、完璧な組み合わせです。

 

最近こういうズドンと胸に入り込むような力強い曲って無いですね。メロディーばかりどんどん複雑になって、何を言っているのかさっぱり分からないような曲ばかり。まあ自分が年をとって時代についていけなくなったということでしょうか。

おじさんの愚痴でした。

 

ショートショートショート「欠陥マンション」

「どうしたんだい、浮かない顔をして?」

「実は、新しいマンションに引っ越したんだけどね...」

「なんだ、お目出たい話じゃないか」

「それが...床にビー玉を置くとね、勝手に転がっていくんだ」

「あは、欠陥マンションか。そりゃ災難だね」

「それも下から上へ」

「ヒエー、心霊マンションかよっ!」

ショートショートショート「千羽鶴」

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私女子高生。

えっ、目が赤い?何でそんなに疲れた顔してるかって?

実はね、私ずっと千羽鶴を折っていたの。お兄ちゃんの病気が早く良くなりますよーにって、一つ一つ願いを込めて。

1ヶ月もかかっちゃった。最後の三日は徹夜までしちゃったし。

それがようやく完成したの。

せっかく千羽鶴作ったんだから、あーあ、お兄ちゃん早く病気にならないかな。