思考の泡

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三菱自動車がまたやりやがった

リコール隠しでお馴染み三菱自動車がまたやってくれました。毎年確実に発生する大企業の偽装事件、既に殿堂入りしている三菱自動車が再登場です。

 

リコール隠しで死人まだ出しておきながら他人のせいにしようとしていた2000年の事件に世間は呆れかえりましたが、もう二度としませんと言っておきながら数年後にまたリコール隠し。ノリ突っ込みをやっているのかと思いました。

 

リコール隠し事件の経緯は池井戸潤氏の「空飛ぶタイヤ」という小説で詳細に描かれています。一応フィクションの形をとっていますが、ほぼ現実の事件を忠実に描いています。自分達を中心に世界が回っていると思い込んでいるような大企業がじわりじわりと追い込まれていく姿がエンターテイメント性豊かに描かれています。結末は分かっているのに読み出したたとまらない面白さです。

 

当時丁度自動車を買い替えようとあれこれ検討していた時期でしたが、即刻三菱を候補から外したのを憶えています。今度自動車を買い替えるときも三菱車はまあ韓国車と同じくらいの優先準位であれば考えてもいいかも知れません。