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思考の泡

プログラミング、サイエンス、その他日常のことをゆるゆると

SKK + AZIK を使って1年

 日本語入力に何を使っていますか?

 自分は以前ATOKを愛用していましたが、毎年のようにバージョンアップを繰り返し、その度にいくばくかの金を取るというビジネスモデルに嫌気が差し、しばらくGoogle日本語入力を使っていましたが、1年ほど前ふと思いたってSKKを使い始めました。

 

 SKKというのは不思議な入力方式で、特定の入力アプリを指すものではなく、SKK入力方式というゆるい仕様が決まっていて、その仕様を実装したアプリは全てSKKです。元々 Emacs 上に実装されたものが起源で、この流れを汲む DDSKKというやつが本家とされています。Windows上には「SKK IME」や「CorvusSKK」といったものがあります。

 

 特徴的なのは変換開始位置や送り仮名の開始位置を全てユーザが教えてやるという、超レトロな方式です。他のIMEは、ユーザが入力したテキストを、いかに一気に間違い無く変換するかを競っているのに対し、目指している方向が全く異なります。

 

 更にAZIKという日本語入力方式があります。日本語入力において、例えばXやQといったキーはあまり仕事をしていません。こういった遊んでいるキーを積極的に使い、日本語によく出てくる文字列を2〜3ストロークで入力できるよう、キーボードを究極まで使い倒す方式です。これはSKKに依存するわけではく、Google日本語入力ATOKでも設定すれば使うことができます。しかし何故かSKKとの組み合わせで使う人が圧倒的に多いような気がします。

 

 いったんSKK+AZIKを使い始めると、その入力方式の特殊性ゆえに、他のIMEと共存することは困難になります。とにかく体を慣らさないといけないのです。

 

 さて、SKK+AZIKを使い始めて早1年。すっかり体も慣れました。果してその成果は?日本語の入力効率は上ったかというと...正直言って、微妙なところです。少くとも劇的に向上したとは言えません。AZIKのキー使いは奥が深くて、まだ全ては憶えきれていませんし、よくミス入力もします。しかし妙に心地いいこの入力方式、残りの人生はSKK+AZIKでいこうと決めました。